
アネモネといえば鮮やかな赤をイメージしますが、白、ピンク、紫や青など豊富な花色があり、最近は淡いパステルカラーや、一重咲きだけでなく八重咲のアネモネも目にします。
アネモネはアレンジや花束はもちろん、さりげなく一輪挿しなどに飾っても素敵ですね。

アネモネの花言葉
アネモネ全般の花言葉は、「はかない恋」、「恋の苦しみ」、「見放された」、( ;∀;)
花言葉の中でも、重たい言葉が並びます。
花色別の花言葉
でも、ご安心を。アネモネも花の色によってそれぞれ花言葉はあります!
赤いアネモネ「君を愛す」
白いアネモネ「真実」、「期待」、「希望」
紫のアネモネ「あなたを信じて待つ」
花束やアレンジ、コサージュにも人気の花ですので、花色を上手に選んで楽しみたいですね。
アネモネの作り方
では型紙からカットします。
アネモネの花弁は大、小それぞれ、新サテンと薄絹を各1枚ずつカットします。今回は新サテンと薄絹を重ね、大、小1枚で1輪の花にします。
葉は、既成のカット(木綿)を使いました。
茎布は木綿を使用します。
花芯布はビロード、花芯は黒い糸ペップです。

染め方
花弁は新サテンと薄絹を一枚ずつ重ね着色します。
レモンイエローで中心部分から花弁の半分くらいまで染色し、ごく薄い若草色を花弁全体に刷きます。
花弁のへりから半分くらいまで赤で染め中心部分は染めずに残します。
つぼみは花と同様に染めますが、基部は気持ちグリーンを強めに染めます。
葉はグリーンに基部から先にぼかすように着色し、葉先に花色を薄くかけてアクセントをつけます。
茎布はグリーンで染めた後全体に赤を薄く刷き、葉より少し落ち着いたグリーンにしま
す。
花芯はグレーで染め赤を重ね染めます。
ペップは赤で所々染めます。

アネモネの色は色とりどりです。好きな色で染色してくださいね。
コテあての仕方
大小の新サテンの花弁に各弁の反対側に渡すようにワイヤーを貼ります。
その時花弁の中心を空けるようにワイヤーを貼って、ワイヤーの部分のみボンドをつけ薄絹の花弁を重ね貼ります。
薄絹のはみ出した部分はカットします。
花弁のへりに一筋ゴテで表と裏をあて返し、動きをだします。
表からワイヤーに沿ってコテをあて、花弁に丸みをだします。
つぼみはへりを内側にすぼむようにコテをあてます。
花芯布は周囲に切り込みを入れ、弁ゴテでふくらみをつけておきます。
葉はワイヤーを張った後、コットンオーガンジーで裏貼りをします。
裏布用の生地も布地は斜めに取ります。
つぼみ用の葉は三枚に切り分けておきます。
筋ゴテで葉脈をいれ、葉先に一筋ゴテをあてます。
花芯の作り方
ワイヤーを二つ折りにして折り曲げた部分に綿を引っ掛けて綿を巻き、丸く整えます。花芯布を丸めた綿に被せ、花芯の中心部分を作ります。
ペップは、ばらばらにならないよう広げて接着しておきます。
ペップの下の余分な部分をカットし中心部分にぐるっと一周させ接着します。
ペップの頭を揃え、なるべく隙間が無いように均一に付けていきます。
組み方
花弁の中心に目打ちで穴をあけ、小花弁を花芯に通し花芯を囲んで接着します。
大花弁を小花弁の花先と重ならないようにとめ接着します。
つぼみは、ワイヤーを二つ折りにして折り曲げた部分に綿を引っ掛けて巻き、
つぼみの形になるように整えます。
つぼみ布の中心に目打ちで穴をあけ、綿を巻いたワイヤーを通し、三枚の花弁で綿を完全に被い、さらに残りの三枚で被せてつぼみを作ります。
花の基部の下から茎布を巻き下ろし、少し下に葉を巻き込み、さらに茎布を巻き下ろしていきます。つぼみはすぐ下に葉を巻き込みながら茎布を巻きます。
花2輪とつぼみを高低差がつくようにバランスよくまとめます。
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コメント
アネモネのヘップの内側部分は何でどんな風に作るのですか?
チョコさんコメントありがとうございます。
アネモネの花芯の作り方は2通りあります
赤いアネモネの方はビロードを丸く切り染め、ワイヤーに掛けた綿を丸めたものに被せて作る方法です。
紫の八重の方はビロードを細く(1㎝×10㎝程)切り染め、乾いたら上部に5㎜の深さで3㎜間隔で切り込みを入れます。
それをワイヤーにかけ巻いていく方法です。
私は丸くした布を被せる方が可愛いと思います。
ご参考ください。
※今後もう少し分かりやすくブログを書き直す予定です。また更新したら遊びに来てください。
ありがとうございました(^^)
アネモネ、更新しました。ご参考になれば幸いです。
※メールアドレス、個人情報なので削除させていただきました。