ブルースター 布花の作り方

アートフラワー

初夏から秋口までさわやかなブルーの花を咲かせるブルースター。
5枚の花びらが青い星のように見えることでそう呼ばれるようになりましたが、
正式な和名は「瑠璃唐綿(ルリトウワタ)」です。

新しい夫婦が幸せな結婚生活を送るために願いをこめて用意する、
サムシングブルーにちなんで花嫁さんのブーケに人気の花ですね。
青い色は ‘女性の誠実さ’ の象徴とされ、聖母マリアのシンボルカラーにもなっています。

スポンサーリンク

ブルースターの花言葉

そのことから花言葉は「信じあう心」、「幸福な愛」です。
幸せになってほしいと願いが込められたブルーの花と素敵な花言葉で、
花嫁のブーケのみならず色々なシーンで大切な人に送りたい花ですね。

ブルースターの作り方

では、早速作っていきます。
花弁は、すでにカットされた既成のセットがあるのでそれを使います。
既成のセットは花弁と花芯、がくのセットです。つぼみは花びらと同じものを使います。
花弁の生地はベルベットサテン、520サテンの二種類あります。
花はダブル(2枚重ね)にするので表生地をサテンベルベット、
裏地を520サテンにしました。もちろんお好みで520サテンを表地にしても大丈夫です。
ちなみにベルベットサテンは少し起毛した生地で、520サテンはなめらかな艶のある生地です。
染めた後に綺麗に染められた生地を表生地に選んでもいいですね。
葉は型紙に合わせてカットします。生地は花弁と同じサテンベルベット、もしくは木綿。
茎布もサテンベルベットか木綿を使います。
花芯はジャスミンペップを使います。

染め方

ブルースターの花色は咲始めは水色から、花が終わるころは濃い青から紫へと変化していきますので、染め方も水色からロイヤルブルーや、紫と変化をつけて染めていきます。
花芯とペップも花色と同じ色に染めます。
つぼみとがくはグリーンで染めた後先端に花色で染めます。
つぼみの花芯になるミンクペップは、レモンイエローで染めた後、薄くグリーンを刷きます。
葉はグリーンで染めた後は咲に花色を刷きます。
茎布もグリーンで染めた後所々に花色でアクセントをつけます。

作り方

ブルースターは小さい花ですが、しっかりした花弁なので弁先から反対側へ渡すように細いワイヤーを貼り、花弁を2枚重ね貼ります。

花弁は細弁ごてで裏からふくらみを出し表情をつけます。
花芯をスズランゴテでコテあてし、
お椀のようにします。
ジャスミンペップを半分に切りワイヤーの先に紙テープで留めておきます。
ジャスミンペップをつけたワイヤーを花芯に通し、続けて中心を目打ちで穴をあけた花弁に通し、中心を接着し花を作ります。

茎は縦巻し葉を合わせながら組んでいきます。

小枝が出来ました。

枝の下に行くにつれ太いワイヤーを足しながら葉を入れ込み茎布で縦巻きしていきます。

これから暖かくなる4月から6月、種まきに適した時期になってきますので
ご家庭で育ててみるのもいいですね。

コメント