今回はカラーです。シンプルな花だけにごまかしがきかない花なので、
今まで敬遠していましたが、アレンジにも人気の花なので挑戦してみます。
作る前にカラーの花言葉を調べてみました。
カラーの花言葉は「乙女のしとやかさ」、「清浄」です。
カラーの凛と立つ姿には気品と清らかさを感じます。
またカラーも色別に花言葉があるので紹介します。
黄色のカラーは「壮大な美」
ピンクのカラーは「情熱」
紫のカラーは「夢見る美しさ」
ちなみにカラーの花に見える部分は葉が変化したもので、
「仏炎苞」と呼ばれるものです。では、花はどこ?
調べてみますと、中心の黄色い棒状の部分が花だそうです。
では今回もカットから始めていきます。

大きい花なので型紙は作らず型紙を下に敷きチャコペンで
布に直接描いていきます。
チャコペンの跡も水に濡らせば消えますので安心してね。
染める作業も紹介します。
わら半紙に並べて筆で水を含ませ濡らします。
乾いたまま色をのせると色染みが出来てきれいに仕上がりません。

また、濡らしすぎると色が入らないので薄っすら濡らす程度に。
チャコペンの跡もきれいに消えましたね。
先にレモンイエローを基部と先端にいれ、その上方グリーンを薄くのせます。
合わせる中央部分にもグリーンで染めます。
乾くとこんな感じです。

花弁(本来なら葉の部分とのことですが便宜上、花ということで)を
作ります。
外側になる花弁の裏側中央にワイヤーをヘリに沿って貼ります。

反対側の花弁の表から重ねて貼り合わせます。

3枚目の花弁は内側になる花弁になります。
先ほどの外側の花弁に外表に重ねヘリ部分を合わせていきます。

最後の花弁はヘリ部分を内側に折り込み、3枚目を貼った上から被せるように貼り合わせます。

そうです、両面とも合わせたヘリの部分がきれいに見えるように、4枚を貼り合わせて1枚の花弁を作ります。
合わせた2枚をボンドを極薄くつけ貼り合わせます。
ボンドを付けすぎるとコテあての時に、しわになるので注意します。
花弁をコテあてします。
内側の基部の部分を丸ゴテでふくらみを出し、ヘリの部分を弁ゴテで動きを出し、外側に反るようにします。
花芯の用意です。粘土で形作り完全に乾いたら全体にボンドを付け、
粒状ペップという粒々のペップを付けていきます。
茎の部分を用意し、花芯を差し込み固定します。
花芯に花弁を着物合わせに巻き形を整え、ボンドでとめます。
完成です。
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