布花 ツバキの作り方

アートフラワー

うっすらと積もった雪の中に青々とした葉を広げ、深紅の花を咲かせる椿は美しい冬の景色の一つです。また、厳しい寒さの中でも凛と咲く椿は真の強い女性の姿と重なります。

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椿 ツバキの花言葉

椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」です。
やはり奥ゆかしい日本女性をイメージさせますね。

布花 ツバキの作り方

新年に向け布花の椿を作りました。
ツバキの花びらは艶があり厚みのある520サテンと新サテンの貼り合わせを使い、葉はバラの葉でよく使用するビニールレザーの丸葉を使用しました。
花芯、ガクはビロードです。

染め方

花びらは基部の部分をグリーンで染め、その上から赤を重ね深みのある赤に染めます。ヘリの部分は明るめに染めて濃淡を付けます。
※520サテン、新サテンどちらを表にしてもいいですが、ツバキのしっとりとした質感に合わせて、520サテンを表地に選びました。
葉、ガクはグリーンに染め、花芯布は上部をイエローで染めた後、下のほうへぼかします。

花弁のコテあて

花弁布はアルコールを含ませた細筆で中心を濡らして下の部分を少しはがし、2枚重ねになっている布地の間にワイヤーを差し込みます。

裏から五分の丸ゴテで自然なふくらみをだし、表側から基部を内側にくぼませます。

ツバキの花芯の作り方

花芯は上の部分を数ミリ裏側に折り込み接着し、下を1.5センチほど残し細く切込みを入れます。

ワイヤーを二つ折りして綿を巻き綿芯を作り、花芯布の裏側から丸ゴテをあてふっくらさせます。綿芯に花芯布を巻き、茶せん状に形を整えます。

葉の用意

葉は裏の中央にワイヤーを貼り、裏布を貼り合わせ、切りそろえた後筋ゴテで葉脈を入れます。

ツバキの仕上げ

花弁の基部に接着剤をつけ三枚で花芯を囲み、その間にバランスよく2枚をつけ、ガクをつけ葉を添えます。

コサージュにするので茎は短くまとめました。せっかくなので白のツバキも作り紅白で用意しました。

布花 ツバキのコサージュ 椿 紅白 カメリア Creemaにて販売しています。

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