「母の日」といえば「カーネーション」、「カーネーション」といえば「母の日」とすぐ思い浮かべるくらい母の日とカーネーションは、切っても切れない関係になっていますね。
母の日が近くなると花屋さんには色とりどりのカーネーションが並び、全国のお母さんにプレゼントされるのを今か今かと、楽しみに待っているように感じます。

母の日にカーネーションが贈られるようになったの?
でも、なぜ母の日に贈られるようになったのでしょうか?
その由来には諸説ありますが、有名なのはアメリカの女性活動家アンナ・シャービスにまつわるエソードです。
アンナは亡くなったお母さんをしのんで、お母さんが大好きだったカーネーションを飾りました。
そしてのちに「母の日」の設立に助力したことから、
カーネーションは、母の日の花とされるようになったそうです。

カーネーションの花言葉
カーネーション全体の花言葉は、母の日が作られる起源となったエピソードに由来し、「無垢で深い愛」です。
カーネーションは花の色により花言葉が違いますがここでは割愛しますね。
黄色のカーネーションは注意が必要ですが、大体の花の色はポジティブな花言葉なので大丈夫ですよ。
カーネーションの作り方
母の日にアートフラワーでカーネーションを作りました。
深雪アートフラワーのカーネーションは既成のカットがあります。

花一輪とつぼみ一輪で花弁を5枚、カーネーション用のガクを2枚使います。
染め方
花弁は薄絹で、数枚重ねて染めていきます。
グラデーションにしたいので、花弁の中心部分だけ濃いめのレッドバイオレットで染め、水を含ませただけの筆でヘリに向かって色をなじませていきます。

コテあての仕方
コテは2本の筋が入っていいる二筋ゴテを使います。

コテを温めている間に花弁を四つ折りにしておきます。
表裏から交互にあて返しをし、優しい雰囲気に仕上げます。

がくと葉を用意
葉はグリーンに染めた布を二つ折りにし、片方に両面テープでワイヤーをつけ
二枚を張り合わせて葉の形にカットします。
ガクは明るめのグリーンで染め、弁ごてでふくらみを出します。
葉は中心を筋ゴテで筋をつけカーブをつけておきます。

花とつぼみの作り方
花弁は切り込みが交互になるように二つ折りにし、この切り込みの一つにワイヤーの先を曲げ引っ掛け、基部に接着剤をつけ下の部分を巻き縮め花芯を作ります。
2枚目以降の花弁の中心に穴をあけ、茎に通し基部に接着剤をつけ花芯の周りに寄せ縮めながらつけ、花弁の下三分の一まで固く縮めて基部にします。
4枚目まで同じように接着していきます。
つぼみは花芯と同じように作ります。
茎布の巻き方
茎を用意します。
茎布は新サテンのバイヤステープをグリーンに染めたものを用意し、チューブに両面テープで縦巻きします。
縦巻のコツは、使うチューブに合わせて丁度いい幅に切る事(チューブに巻いたとき数ミリ余裕があればいいですね。短ければ足りませんし、長すぎても巻くときにシワが寄ってうまく巻けません。)と巻くときに両面テープの剥離紙を少しずつはがしていき茎布を巻き合わせる事です。
仕上げ
花の付いたワイヤーを茎布で巻いたチューブに通し、基部部分をステムテープ、もしくは綿でふくらみを出しておきます。
ステムテープの方がきれいにふくらみを出せるのですが、ステムテープを節約したいので、綿で巻きその上からステムテープで一巻きしました。
ふくらみを出した基部をガクでかこんで貼ります。
茎に目打ちで穴をあけ葉を相対につけて出来上がりです。


優しい色合いに仕上がりました。
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