ヒイラギと綿花のクリスマスアレンジ 布花の作り方

アートフラワー

クリスマス用の作品を作りたくて、
柊(ヒイラギ)と綿花のアレンジを作りました。
シックさを出したいので、ヒイラギは紫の実で染めました。

クリスマスといえば、赤と緑が定番カラー。
ヒイラギといえば、赤い実を思い浮かべますが、
真っ赤の実をつけるヒイラギはセイヨウヒイラギといい、
別名をクリスマスホーリーといいます。

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ヒイラギの花言葉

ヒイラギは晩秋から初冬に、白く可憐な花を咲かせます。
花言葉は「用心深さ」、「保護」です。
葉にはトゲがあり、むやみに近づいたり、触ったりする事が出来ないことから
「用心深さ」という花言葉がつきました。
「保護」の花言葉は、トゲのあるヒイラギが魔除けになるといわれていることに由来します。

ちなみにヒイラギの名前の由来は、葉の縁のギザギザに触れるとひりひり痛むという、「ひひらぐ・ひいらぐ」からきています。

綿の花言葉

綿花は、古代より織物などに利用されてきたコットン。
夏に花弁の奥が濃い紫色をした薄黄から白色の花を咲かせます。
秋になると身をつけ、実が熟してはじけると白い綿(ワタ)があらわれます。
この時3~5つに分かれた綿が白い花のように見えるため、綿花と呼ばれます。

花言葉「有用な」、「偉大」、「優秀」です。
実が木綿などの原料になり、衣類などとして私達の生活を支えている事に由来し、
付けられた花言葉なのでしょうか。

ヒイラギの作り方

ヒイラギはギザギザの葉が特徴です。
張りのある綿サテンと、新サテンの固のりを使います。
ヒイラギの実は粘土を丸め、先を少し折り曲げたワイヤーに付け形を整えます。

染め方

葉は、濃いグリーンで染め、所々にマロンと紫でアクセントをつけます。
実は、紫に青を混ぜたプラムのような色に染め、
乾きかけに白を刷きます。
茎布はグリーンとマロンで染めます。

コテあての仕方

裏貼りをした葉は表、裏から筋ゴテで葉脈を入れ、
裏から葉脈の間に一筋コテをあてます。

組み方

ヒイラギの実の下の茎を1~2センチを薄絹の茎布で巻いておきます。
3~5粒高低差をつけ木綿の茎布で巻き下ろし、
葉をバランスよく、実を囲むように配置し巻き下ろします。

綿花の作り方

綿花は習ったことはないのであくまでも自己流です。
キルト芯を丸く切り、周りをぐし縫いします。
先を曲げたワイヤーに綿を丸く巻き、
周りを縫ったキルト芯に包み糸を引き、綿玉を作ります。

綿玉を4個、紙テープでまとめます。
実の皮は薄絹をカットしマロンで染めます。
中央にワイヤーを貼り、綿玉の間に配置し木綿の茎布で巻き下ろします。

がくはベージュ色に染め、上から薄くマロンを刷きます。
がくの中心から5方向に一筋ゴテをあてます。
綿花の下にがくをつけ仕上げます。

ヒイラギに綿花を添え、松ぼっくりを取り付けたら
ヒイラギと綿花のクリスマスのアレンジの出来上がりです。

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