ダリアの花は大きなサイズから小さいサイズまで色々あります。また咲き方にもたくさんの種類があり、その存在感でアレンジや、コサージュに人気の花です。

花言葉は「華麗」、「優雅」、「気品」といったダリアの見た目どおりの花言葉が並びますが、中には「移り気」、「裏切り」というネガティブな花言葉もあります。
ダリアの花言葉はナポレオンの妻、ジョセフィーヌに由来します。
ジョセフィーヌはダリアをとても愛して自分の庭だけで独占的に育てていましたが、お金を積まれた庭師の裏切りにより、ダリアの球根がある婦人わたります。
その婦人の庭でダリアを咲いていることを知り、怒りとそれまで愛していたダリアへ興味を失ってしまった事に由来するそうです。

何年か前に作った大輪のダリアは外側の花弁の1枚1枚に染めたワイヤーを貼って作りましたが、今回は小さめの花弁がくるっと丸まったポンポンダリアを作りました。
先生には「ポンポンダリアは難しいから先にミニダリアを作った方がいいわよ。」
と言われましたが、どうしてもポンポンダリアの方を作りたくて、今回挑戦しました。
なぜなら、深雪スタジオの9月のカレンダーはポンポンダリアですごく素敵だったのです。

また、成人式や卒業式のコサージュや髪飾りにアレンジするととても個性的なコサージュになりそうで、どうしても習得したかったのです。
実はミニダリア、ポンポンダリアは基本の型紙は同じで、花弁の先のカットの仕方や、コテあての違いで、ミニダリア、ポンポンダリアになるそうです。


今回もカットをして、花の色は真紅に染めました。

花弁に切り込みを入れて、弁ゴテを各弁の先に当て引きます。(この時点で花に組むとミニダリアになります。)弁ゴテでカーブさせた後、ヘリ返しゴテで各弁の端からコテ先を横にすべらせてカールさせ、くるっと巻くようにし、しっかりと筒形にします。
葉はレザーでコットンオーガンジーで裏貼りをしました。

花弁を小さいサイズから重ねていきますが、丸まった花弁のバランス、形がこんもり円になるように組んでいくのはとても難しかったです(+_+)
お教室に染めていきましたが初めてレッスンの時間内では仕上げることが出来ませんでした(>_<)
その夜遅に自宅で仕上げました(T_T)

ポンポンダリアを習得するにはもう少し練習が必要ですね(;^ω^)
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