ダイヤモンドリリー diamond lily
なめらかな花びらに太陽の光を浴びるとつやのある光沢を放つ花、
「ダイヤモンドリリー」、またの名を「ネリネ」といいます。

名前にリリーとついていますが、ユリの仲間ではありませんよ。
彼岸花の仲間です。

こちらは白い彼岸花、ダイヤモンドリリーと似てますが
しべ軸がとても長く放射状に花がついてますね。
ダイヤモンドリリーの花言葉
「ネリネ」という名前は、ギリシャ神話の海の女神・ネイレスに由来します。
花言葉も「華やか」、「幸せな思い出」、「麗しい微笑」など女神を彷彿させる花言葉ですね。
あと「箱入り娘」という花言葉もあるので、結婚式のブーケにも人気です。

以前、従妹の結婚式で花嫁の髪飾りをダイヤモンドリリーで作り
プレゼントし、とても喜んでもらいました。
プレゼントした髪飾りは写真に撮るのを忘れてしまいましたが、
髪飾りの余った花で作ったコサージュです。
当時は斜茎ゴテの使い方も慣れてなく、しべ軸を作るのも一苦労でしたが、(しべ軸が短い(;^ω^)。。)
ユリコースでしべ軸を効率よく作ることが出来るようになったので、コロナ禍の今、レッスンも中断しているので、再度作ってみました。
ダイヤモンドリリーの作り方
花弁は型紙より少し小さめにして、生地は光沢のある新サテンを選びました。
裏張り用の布はベンシルクです。

花芯の作り方
ダイヤモンドリリーの花芯を作ります。
しべ軸布(ベンシルク)を縦に細く裁ち、斜茎ゴテに通して管状にし、ワイヤーを通し管の合わせ目にボンドをつけて接着します。

管の先にはおしべ布を接着します。それを6本作ります。
めしべ用のしべ軸はおしべより長めにします。
めしべ、おしべ布は小さめに作ります。

コテあての仕方
花びらのコテの当て方は、裏からふくらみを付けるように
弁ごてをあてます。
花弁はカールするように基部から先の方に裏側から中心のワイヤーに沿うようにコテあてし自然なカールをだします。

花とつぼみの作り方
花を組みます。花芯の基部に三枚を三方から接着し、後の三枚を先に接着した花びらの間に三方から貼ります。

花の基部にステムテープでふくらみを付け、花筒布を巻きます。

つぼみを作ります。
ユリのつぼみの作り方と同じなので興味のある方はこちらを見てくださいね。
ユリのつぼみに比べたら小さめですね。

花を3輪、つぼみ2輪で1本の花にしました。


コメント