ユーチャリス 布花の作り方

アートフラワー

ユーチャリス、またの名をアマゾンリリー。

少しグリーンが帯びた純白の清らかな花です。ユーチャリスは私の中でもトップ5に入るくらい大好きな花です。

ユーチャリスは、ヒガンバナ科の花ですが、水仙に似ていてスラリと伸びた茎の先にうつむき加減に花を咲かせます。

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ユーチャリスの花言葉

清楚な立ち姿に由来して、花言葉も「気品」、「清らかな心」、「清々しい日々」、「純真」、「純愛」の花言葉が付きました。

その上品で清楚な姿や花言葉から、ウエディングの場面でも人気で、よくブライダルフラワーとして用いられています。

photolibrary https://www.photolibrary.jp

ユーチャリスの作り方

では早速型紙からカットしていきます。

パーツが多く生地の種類も多いのでちょっと手間はかかりますが、染色はほぼ若草色のみです。花弁は裏貼り用の布と重ねて染めます。

花弁の裏貼り方法

表花弁の裏にワイヤーを貼っていきます。
ワイヤーと花弁のへりに接着剤をつけて裏貼り用の布に貼り表花弁に揃えてカットします。

花筒の作り方

花筒を作ります。
ユーチャリスは花筒が特徴ですので丁寧に作っていきます。
レモンイエローと一部マロンで染めた特上ユリペップを6本、花筒に等間隔でペップの先だけ出して花筒布に貼っていきます。

花筒用の裏布を張り合わせ、きざみを入れます。

コテあての仕方

コテあてをします。
コテ先は二筋ゴテを使い、花弁の表から左右に縦長にスッとあてます。
花筒も二筋ゴテでふくらみをつけるようにコテをあてていきます。

つぼみは弁コテで、すぼむようにコテをあて基部は下に引くようにコテをあて、筒状にします。
花首、がくも同様に弁ゴテでふくらみをつけます。
めしべは、レモンイエローに染めた小ペップ3粒をワイヤーの先につけ紙テープで巻き下ろして作ります。

花のまとめ方

花筒の両端を中表に合わせ筒状にし、めしべを通し下部を寄せて接着します。
花弁の中心に穴をあけ花筒に通し接着します。

花下のワイヤーに綿を下が細くなるように巻き、花首布をかぶせて巻きます。
花首の元に小さく綿を巻きふくらみをつけ、がく布を上の部分をかぶせて貼り、がくの下の部分で柄の部分を巻きます。

つぼみはワイヤーの先を折り、綿をかけつぼみの形になるように綿を巻き、つぼみ布で包んで貼ります。つぼみがくも花と同様に巻いて貼ります。

仕上げ

花2輪、つぼみ大小3輪を合わせ、ワイヤーを添え茎布を巻いたチューブに通し、二筋ゴテをあてた苞を向かい合わせに貼り仕上げます。

パーツが多く作る工程も多いので大変ですが、十分に満足できる仕上がりになりますよ。

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