トルコキキョウ
初夏から秋にかけて気品のある花を咲かけるトルコキキョウ。
花言葉は「すがすがしい美しさ」、「優美」、「希望」です。優雅に花が揺れる姿は気品のある貴婦人のようです。
元々のトルコキキョウは紫の一重咲きでした。

最近は品種改良が進み幾重にも花弁が重なる八重のものや多彩な色が楽しめるようになりました。八重のトルコキキョウは、バラと見間違うほどの華やかさです。
華やかさからブライダルフラワーとしても人気で、先月の従妹の結婚式でのテーブルを彩る卓上フラワーも、純白の八重のトルコキキョウと胡蝶蘭でした。
ちなみに白色のトルコキキョウの花言葉は「思いやり」です。お互いを気づかう新郎新婦にぴったりの花ですね。(^^♪

今回はお正月のアレンジ用の花材の一つとして、八重の純白のトルコキキョウ(ユキボタン)を作ります。ユキボタンは私の先生のオリジナルです。布は520サテンを使います。520サテンは柔らかく滑らかさが特徴の布で発色も良い布でが、その柔らかさでカットがしにくくちょっと苦手な布です。(;^ω^)
染めていきます。色は白といっても基部の下地にレモンイエローと若草色で染めます。蕾は全体に若草色で染めます。

花弁は弁ごてで表と裏から花弁がひらひらするようにコテあてをします。大きな花は外側の一番大きな花弁をそり返すようにふくらみをつけます。
トルコキキョウのガクの先は細いのが特徴ですので、ワイヤーを貼りワイヤーを包むように先を細くします。
雌しべは黄色に染めたビロードで作ります。雄しべは染めたペップを数粒、雌しべを中心にして花芯を作ります。

後は花芯を中心に小さい花弁から順番に組んでいくだけです。注意するのは花弁の高さを揃えるという事。
貼り付ける基部ばかり気にしていると、花弁の高さを揃わず綺麗に仕上がりません。
アレンジ用にするので今回は一本立ちの枝ではなく、花は一本ずつのままで仕上がりです。


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