桜の花が散った後に咲きはじめ、ゴールデンウィークに入る頃に見ごろを迎えるハナミズキ。
街路樹にも多く植えられ、満開の時期はハナミズキのトンネルが続いているようです。
庭木にも人気でシンボルツリーとして多く利用されています。
また、一青窈さんの歌でも有名ですよね。
そんな親しみのあるハナミズキですが、実はアメリカを代表する花なのです。
日本に伝わったのも意外と最近で、明治45年にワシントンへ桜を送った返礼として大正の初めに東京に送られたのがハナミズキです。
日本の春を象徴する桜に対して、アメリカで親しまれているハナミズキの花。
日本人が桜を愛するように、アメリカではハナミズキは最も愛される花の一つなのです。

ハナミズキの花言葉
そんなハナミズキの花言葉は「華やかな恋」、「私の思いを受けてください」です。
ハナミズキ 布花の作り方
ハナミズキの花弁は4枚と少なく、比較的作りやすい花なのでアートフラワーの初心者の方にもお勧めの花です。
では早速作っていきます。
染め方
ハナミズキは濃いピンクから白色まで花色がありますが、今回は人気の淡いピンク色に染めます。
花弁の基部は薄いグリーンを刷きピンクをヘリ部分か中心に向けてぼかしていきます。
つぼみ用の花弁は基部からグリーンをぼかします。
染めた花弁が乾いたら濃いピンク色で花脈を描き入れます。
葉はグリーンで染め濃淡をだし、茎布はマロンで染めた後、グレーを刷きます。
ペップはレモンイエローで染めた後、所々グリーンで染めます。

コテあての仕方
花弁の裏にワイヤーを貼りウスギヌで裏貼りをします。
花脈に沿って、裏表から細弁ゴテをあてます。
花弁のへりのくぼみにもコテを押しあて、動きをつけます。
葉はワイヤーを貼り裏貼りし、筋ゴテで葉脈をつけます。
葉脈をつけた後、裏から葉脈の間を細弁ゴテをあてふくらみをつけます。
花芯の作り方
ペップは10粒程度軸に接着剤をつけ、中高にまとめます。
ワイヤーを二つ折り、まとめたペップに渡し接着します。
まとめ方
花芯の周りに花びらを4枚向かい合うように付け、茎布を数センチ巻き下ろします。
ワイヤーを数本まとめ茎布を4~5センチ巻き下ろし枝先を作ります。
葉を2枚ずつ対に組み茎布を数センチ巻き下ろします。
枝先に小さい葉から組み、バランスよく蕾、花を組んでいきます。
コメント
初めまして。アートフラワー(花芯)の使い方を探していて、たどり着きました。
どのお花も可愛くてとても分かりやすい説明で、作ってみたくなりました。
よろしければ、これからの季節にぴったりの紫陽花の布花を作っていただきたいです。
リンゴ様
こんにちは。コメントありがとうございます。
この時期、雨の中しっとりと咲くの紫陽花は、本当に美しいですよね。
今作っている作品がひと段落しましたら、早速作り当ブログにアップさせて頂きますね。
随時作っている布花はTwitterにあげています。
もしよろしければShopのページのTwitterのアイコンをクリックしてご覧ください。
ありがとうございました。
orion様
お返事ありがとうございます。
早速、twitterの方にもお邪魔させていただきました。
ハンドメイドの製作途中の過程を見るのが好きなのですが、
完成した作品が並ぶとさらに素敵に見えますね。
クローバーとシロツメクサがとてもかわいかったです。
それから紫陽花ですが、以前に沢山作っていたようで、
不躾なお願いをしてしまい、すみませんでした。
モチベーションが上がった時で大丈夫です!
これからも、楽しみにしています。
りんご様
お返事ありがとうございます。
また、Twitterにもご訪問ありがとうございます!
紫陽花の方は大丈夫です。実はそのタイミングで紫陽花を作ろうかと思っていたのですが、別の依頼が入り後回しになっていました。
モチベーションはありますので、お気になさらないでください(^O^)/
又のご訪問、お待ちしております。
(シロツメクサもブログに載せますね(^^♪)