今年のトレンドカラーの「イルミネイティング(Illuminating、明るい黄色)」と「アルティメット グレー(Ultimate grey、濃いグレー)」にちなんでイエローのガーベラのコサージュを作りました。
PANTONEから発表された2021年のトレンドカラーです。
ガーベラの作り方
ガーベラは花弁とがくがセットになっている既成のカットを使いました。
ガーベラの花芯の作り方は色々あり、花芯の作り方の違いで印象が違ってきます。
お教室ではカリキュラムにそった作り方で作りましたので、
こちらをどうぞ
ガーベラのコサージュの作り方
花弁は520サテン、がくはメルトンです。
コサージュ用に今回は花芯の部分をオリジナルで作ります。
花芯の部分はモアを丸くカットしたものを中心部分にします。
花芯の周囲の小さい花びらを柔らかいウスギヌを使用し、中の花びらを光沢とはりのあるベンベルグデシンで作ります。
染め方
色はトレンドカラーのイルミネイティングを参考に明るい黄色に染めます。
花芯の基部はイエローを濃くし、花弁の先端は薄めになるように、徐々にぼかしながら染めます。
中心の花芯布、葉とがくは明るめの若草に染めます。

花びらの作り方
大きい花弁の裏に一本ずつワイヤーを貼っていきます。
その時両面テープを使うと便利です。ワイヤーを貼り終えたらウスギヌで裏貼りをします。
花弁の表布に合わせてカットします。
小と中の花びらは切り目を入れて先を山型にカットします。
花芯の用意
ワイヤーの先に綿を丸く巻き、花芯布で包みます。
花芯布は切り込みを入れ弁ゴテで丸みをつけます。
コテあての仕方
花弁の表から中心と両サイドに二筋ゴテをあて、裏から反るようにコテをあてます。
表からのコテあての時は固いこて台を使い、裏からのコテあての時は柔らかいこて台を使うと良いです。
小の花びらは表から(内に反るように)コテあてし、中の花びらは裏から(外に反るように)コテをあてます。
花の組み方
花芯の周りに小の花びらを巻き、順に中の花びらも巻いていきます。
中の花びらを巻き終えたら、花弁1枚で花芯を一巻きし、さらに1枚目の花びらの間に来るように2枚目を巻きます。
後の3枚をバランスよく配置し巻きます。
がくを貼り付け、裏貼、コテあてした葉を添えます。
仕上げ
今回は裏側も華やかになるようにレースで飾りをつけました。
レースの上からコサージュ用の金具をグルーガンでしっかりと取り付けます。
今年のトレンドカラーのもう一つでもある、アルティメットグレー(濃いグレー)のスーツと合わせてもいいですね。
Creemaにて販売中です。

コメント