布花 桃と菜の花の作り方 桃の節句のお飾り

アートフラワー

3月3日はひな祭り、「桃の節句」とも呼ばれ、すこやかで優しい女性に育つように願いを込めてひな人形を飾り、女の子の成長を祈る行事です。
またひな祭りは、「桃の節句」と呼ばれますが、その理由は旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃には魔除けや長寿をもたらす効果があるとされ、ひな祭りに飾られていたからです。
春らしさを感じさせるピンクの可愛い花は、女の子のイメージによく合い、ひな祭りをより華やかにしてくれます。

一足早く春の訪れを告げる桃の花と、ピンクの花によく合う菜の花を、ひな祭りのお飾り用に布花で作ってみました。

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布花 桃の花の作り方

花弁は木綿とウスギヌを使い、それぞれ大小カットしました。
ガクは木綿、芽葉とつぼみ用の布地はウスギヌです。
花色は可愛らしくピンクに染めました。小花弁とつぼみは大花弁より、やや濃く染めます。
花弁は中心に目打ちで穴をあけた後、各弁に弁ゴテをあて、丸くふくらみをつけます。
つぼみ用の布地も弁ゴテで軽く丸みをつけておくと包みやすくなります。

花芯はワイヤーの先にペップを18~20粒ほどまとめ紙テープで巻き留めておきます。
花弁を2枚交互に花芯に通し、接着して花の形を整えます。

花の基部にグリーンで染めたガクを貼り、さらにその下にグレーに染めたガクを貼ります。

小のつぼみの作り方は、ワイヤーの先に綿を巻き付け丸めて、つぼみ布を被せ整え、ガクを花と同じように貼り付けます。
大のつぼみの作り方は、小のつぼみに小花弁を通しガクを同様に貼り付けます。

芽葉は薄いグリーンで染めた布地を細長くカットし、中心にワイヤーを貼り折り曲げ2~3枚まとめておきます。

ワイヤーに茎布を巻きながら、芽葉、大小のつぼみ、花をバランスよく組み枝に仕上げます。
桃は枝に直接花がつくのが特徴なので、花柄を出さずに組んでいきます。

布花 菜の花の作り方

花弁は小花用の抜き弁を使用し、黄色で濃淡をつけ着色します。
つぼみ用のペップは小ペップをグリーンに染め、大ペップはグリーンと黄色に染めます。
葉、茎布はグリーンで染め、葉の先は黄色でアクセントをつけ染めました。
花弁の中心に目打ちで穴をあけておきます。
花弁は細弁ゴテで各弁にふくらみをだし、コテ先で中心を窪ませておきます。

花芯用のペップは、ワイヤーの先に黄色に染めた紙テープを1㎝ほど巻き付け、先を数㎜折り花芯にしました。花弁に花芯を通しボンドで留めておきます。

つぼみ用のペップはワイヤーを添えて小ペップを5~6粒まとめ、その周りを囲むように大ペップをまとめ紙テープで巻き留めます。
花はつぼみの少し下に、つぼみを囲むように配置して、紙テープで巻き留めます。

葉は裏貼りをした後、筋ゴテで葉脈をつけ、二つに折り指で捻りシワをつけます。

花のすぐ下から茎布を巻きはじめ、小の葉を入れ、その下に大の葉をバランスよく組んでまとめます。

桃の花と一緒にアレンジしました。
ひな人形を飾り始める時期は立春(節分の翌日)から、2月の中旬頃までが良いとされています。

Creemaにて

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