新しい年に「幸福が飛んでくる」ように胡蝶蘭のお飾りを作りました。
胡蝶蘭(コチョウラン)は、花姿がまるで蝶が舞っているようなランの花です。

名前の由来も蝶が舞うような美しい花を咲かせることからきています。
名前の響きの良さ、「幸福が飛んでくる」という縁起のいい花言葉から、
開店祝いや開業祝いの贈り物でもとてもよく使われています。
胡蝶蘭・ミモザ・センリョウの花言葉
胡蝶蘭の花言葉は「清純」、「幸福が飛んでくる」です。
お正月のお飾りにもピッタリの花です。
胡蝶蘭と合わせる花は「友情」や「優雅」といった花言葉を持つミモザと、
赤や黄色のたくさんの実をつける姿が、実り豊な印象を与えることから、
「利益」「裕福」「財産」など縁起のよい花言葉を持つ千両(センリョウ)です。
胡蝶蘭の作り方
胡蝶蘭は花弁2枚、がく3枚、他の部分の唇弁、舌弁、突起は各1枚で1輪の花になります。
花弁とがくは2枚合わせにします。
染め方
花弁とがくは基部に薄く若草を刷きその上にピンクを重ねて、ぼかします。
唇弁は全体にベージュで染め、中央のくぼみの部分の左右に濃いピンクでふちどりするように着色します。先端のひげの先も薄くピンクで染めます。
舌弁と突起はベージュで染め、突起は乾いたらピンクで斑点を描き入れます。

作り方
花弁とがくは中央にワイヤーを貼り2枚合わせにします。
花弁の中央のワイヤーの両側に筋を2本ずつ入れ、
花弁の周りに弁ごてをあて、ひらひらした感じをだします。


がくの中央に筋ゴテで1本筋を入れ、裏側から弁ゴテをあて
ふくらみをつけます。


唇弁は十字にワイヤーを貼り左右の丸い部分と下部の左右の肩の部分に裏から弁ごてをあて、
ふくらみをつけます。
ひげの部分は端まで二つ折りし先を丸め、表情をつけます。


舌弁は弁ごてをあて、ワイヤーの先に小さく綿を巻いたものに被せます。
突起は裏から弁ごてをあて、両側を膨らませ、表の中央に筋ゴテで1本筋を入れます。
唇弁の舌弁の少し下の位置に接着します。


組み方
唇弁の基部に舌弁の基部を合わせてとめ、左右に花弁を合わせます。
花弁の上部の真ん中と下部の左右にがくを添え茎布を巻き下ろします。


しめ縄はリボンを巻き、水引を添え、作っていたミモザとセンリョウと合わせお正月の飾りにします。


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