フロックス 布花の作り方

アートフラワー

小さな花がまとまってかわいらしい花を咲かせ、おしろいの匂いがすることから和名は花魁草とも呼ばれる花です。

花筒が長く何個も集まって咲くのが特徴で、花色はブルー系、赤系、白など様々は色があります。

深雪アートフラワーには師範8級を取得した年度のシンボルフラワーがあり、各師範はそのシンボルフラワーのグループに所属します。
何を隠そう私はフロックグループなのです。

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フロックスの花言葉

そのグループの花でもあるフロックスの花言葉を調べてみました。

フロックス全般の花言葉は「合意」「一致」、集まって調和するように咲く姿に由来したそうです。

フロックスの名前の由来は、ギリシア語の「phlogos(火炎)」が語源となり、赤色の花が集まって咲く姿が炎のように見えたことに由来するといわれます。

フロックスの花言葉

師範になったときにシンボルフラワーであるフロックスを何本も作ったのですが今回改めて作ってみました。

花びら、つぼみ、葉をカットします。後は花筒用にベンシルクのバイヤステープと茎布用に薄絹たて地テープを用意します。

花の作り方

花弁は二筋ゴテを裏から各弁の左右にあて、一部あて返します。

表から中心を細弁で強く押します。

花芯は糸バラペップを6粒まとめワイヤーの先に紙テープでとめて作ります。

花弁の中心に花芯を通し基部をつまみながら筒から花が出ている感じにします。

花筒は細長い台形の形にカットし細弁ゴテで上から下方向に強く引き筒状にします。

花下のワイヤー部分に、綿を上部を太めに下部を細めに巻き綿を包むように花筒を貼ります。

つぼみの作り方

つぼみは弁ごてを裏から各弁にあて、ワイヤーに綿を巻いた綿芯に3弁で囲んで貼ります。

小さいつぼみはユリペップを花色より濃いめに染めて使います。

花のまとめ方

花とつぼみの元を合わせ、ユリペップを数本添えて茎布で巻き下ろします。

花が多い組み、つぼみが多い組みなど変化をつけて大小数組作ります。

仕上げ

ワイヤーで補強しながら小さい葉を添え、分けて作った大小の組みを合わせながら、バランスよく葉を相対に添えながら組んでいきます。

春先に紫の絨毯を敷き詰めたように咲く芝桜もフロックスの種類の一つです。

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