ラナンキュラスは花びらが何重にも重なりふんわりと開く花、コロンとした形が可愛い花、フリルのように花びらが開く花などたくさんの種類があります。

幾重にも重なる花びらがバラのように豪華で、それでいて可愛らしさもありバラにも負けない人気の花です。

ラナンキュラスの花言葉
花言葉は素敵な言葉がならびます。
ラナンキュラスの全体の花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」です。
花色もたくさんの色がありますので、色別にも花言葉があります。

赤色は「あなたは魅力に満ちている」
白色は「純潔」
黄色は「優しい心遣い」
紫色は「幸福」
ピンク色は「飾らない美しさ」
オレンジ色は「秘密主義」です。
何色を選んでもポジティブな花言葉ですので、お好きな色で染めましょう。
ラナンキュラスの作り方
ラナンキュラスは既成のカットがあります。

花芯布はビロードで丸くカットします。
今回は中心がグリーンで全体に淡いピンク色に染めました。
染めた後はほとんど自然乾燥させていますが、急ぎの時や厚手の生地があるときは乾燥機が重宝します。(乾燥機はもう販売はしてないので私は某オークションサイトで購入しました。)

コテあての仕方
乾いたらコテあてをします。使うコテ先は丸ゴテの5分と8分です。ちなみに丸ゴテには3分、5分、7分、8分とありますので花びらの大きさによって使い分けをします。

花びらの小は5分ゴテで3弁がすぼんだ形になるように、花びらの中と大は8分ゴテでコロンと丸くなるようにコテをあてます。
花弁の中と大はお椀の形になるようにコテをあてます。

花弁のまとめ方
ワイヤーの先を折り綿を掛けて丸め綿芯を作り、花芯布で包み花芯を作ります。小花弁で花芯を包み込むように接着し、数枚互い違いなるように重ねていきます。
中と大花弁の中心に目打ちで穴をあけ茎に通し花びらの山をずらしながら重ねて接着していきます。
段々と基部が大きくなると花びらが下がってきてしまうので、花びらの中心の穴を十字に切り込みをいれ、花びらが下がらないよう花びらの山の高さが揃うようにします。
大花弁も中花弁と同じように重ねていきますが、最後の一枚の内側にカーブさせたワイヤーを貼り、コロンとした形が崩れないように補強します。
これで小花弁6枚、中花弁5枚、大花弁4枚を重ねました。

もう一つの花は枚数を少なくし小さく作りました。
花を大きくしたい場合は、大花弁より一回り大な花弁を用意し更に数枚重ねていけば大きな花にできますよ。
仕上げ
グリーンに染めた木綿の茎布で巻いたチューブに花を差し込んでとめ、ガクを貼ります。

同じくグリーンに染めた木綿の葉にワイヤーを貼って裏張りし、筋ゴテで葉脈を付けた葉を2~3枚で茎を囲むように付け根元を接着します。

出来上がりました。

ラナンキュラスの名前の由来
ラナンキュラスには「とても魅力的」、「純潔」、「優しい心遣い」といった高感度の高い人柄を表す花言葉が多くあります。
ラナンキュラスの名前の由来は、ギリシア神話に登場する高潔で美しい青年「ラナンキュラス」の魅力的で誠実な人柄にちなんでつけられたようです。

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