
つり下がったベルのように花を咲かせるサンダーソニア、
意外にもユリの仲間なのです(^^♪
オレンジ色の優しい明りが灯ったような花に癒されますね。
サンダーソニアの花言葉
サンダーソニアの名前の由来は発見者である、
ジョン・サンダーソンさんにちなんで名づけられました。
花言葉は「望郷」、「愛嬌」、「祈り」です。
「望郷」という花言葉は入植者でもあるサンダーさんが
祖国を思う気持ちにちなんでつけられたようです。
「愛嬌」はベルのように下を向いて咲く愛らしい姿に由来します。
「祈り」は釣鐘のように咲く花の姿からクリスマスを連想させるため、
「祈り」の花言葉が付いたといわれます。
サンダーソニアの別名の一つに「クリスマスベル」という名前もあるくらいですから。

サンダーソニアの作り方
では、早速作っていきます。
今回もカットからです。
花弁は本絹デシンです。本絹デシンは高級シルク生地でお値段もお高めです。
なるべく無駄のないよう、カットするのにも気を使います(;^ω^)
本絹デシンが無い場合普通のデシンで代用できます。
つぼみと葉は520サテンです。
茎布は新サテンを使います。
型紙の矢印は布目です。コテがかかりやすいように布目はバイヤスにとります。

染め方
花弁の基部は赤で染め、イエローを重ね濃いオレンジに染めます。
先端は淡い黄色になるようにレモンイエローで染めた後、イエローを刷きます。
つぼみは全体を若草で染めます。
茎布は若草で染めます。
花芯用にミンクペップと糸バラペップを若草で染めておきます。

コテあての仕方
花弁は弁ゴテで中ほどにふくらみを出し基部の部分を細弁ゴテですぼめるようにコテをあてます。
葉は裏貼りをした後、表と裏から筋ゴテで葉脈を入れます。
花芯の作り方
ミンクペップの中心に糸バラペップを5~6粒、ワイヤーを添え紙テープで留めておきます。

組み方
花弁の基部の先を内側につまみ、花芯を中心に花弁を輪にするように、
基部部分にギャザーを寄せながら接着します。
つぼみはワイヤーに綿を巻き小さなつぼみの形になるように綿を整えます。
綿の周りをつぼみ布でくるむように包み、上下をつまんでつき合わせて接着します。
サンダーソニアの花芯は花びらの中にあるので全く見えませんが、
中をのぞくとこんな感じです。
仕上げ
つぼみに芽葉を添え縦巻きにしながら、花と葉をバランスよくまとめます。
ベルのような可愛い花が出来ました。
提灯のような花の形から「チャイニーズランタン」とも呼ばれます。

つぼみに芽葉を添え縦巻きにしながら、花と葉をバランスよくまとめます。

コメント