春を代表する花の一つにチューリップがありますね。
チューリップといえば、オランダを思い浮かべますが、意外にも原産地はトルコです。
チューリップの名前の由来は、イスラム教徒の方が頭に巻くターバン(チュリバン)からきています。

チューリップの花言葉
そんなチューリップの花言葉は「博愛」、「思いやり」。
チューリップには色ごとに花言葉があるのでご紹介します。
赤いチューリップは「愛の告白」、
ピンクのチューリップは「愛の芽生え」、「誠実な愛」、
黄色のチューリップは「望みのない恋」、
紫のチューリップは「永遠の愛」、
白いチューリップは「失われた愛」です。
贈る花として、黄色と白は少し気を付けた方がいいかもしれませんね。
チューリップの布花の作り方
では早速作っていきます。
まずはカットから、チューリップの花弁はしっかりとした質感があるので
サテンと裏布用に薄絹を用意します。

同じ大きさの花弁等を何枚もカットをするときは、型紙を作っておけば便利です。
布を折って数枚重ねてカットすると時短になりますよ。
葉は張りのある布地(レザー、サテンの固のり、メンサテンなど)で用意します。
染め方
チューリップはたくさんの色があるので好きな色で染めてください。
今回は淡いピンク色に染めます。
花弁の基部から中心をレモンイエローで染め、ヘリ部分をピンクでぼかします。
花弁の上を気持ち濃いピンクを刷きます。
葉、茎布は若草色に染めたあと、所々に花色のピンクを刷きます。

コテあての仕方
表の花弁の中心にワイヤーを接着材で付け、一回り大きくカットした裏布を中央のワイヤーに沿ってボンドをつけ接着します。
花弁裏側からの中心より下に七分ゴテを押し当てふくらみをつけ、弁ゴテをへりにあてて内向きにします。
さらにへりから下に向けて強く引き丸みを強調します。
コテあてが済んだら、花びらのへりを貼り合せ、裁ちそろえます。
葉は中央にワイヤーをはり、裏貼りをします。
筋ゴテで中央に葉脈をつけへり部分を弁ゴテであて返しウエーブをつけます。
花芯の作り方
本来のチューリップの花芯作り方はめしべ用に黄色に染めたビロードを楕円に切り、外反りに合わせ、その少し下におしべ様に紫に染めたビロードを細長く形を作り、めしべを囲むようにつけていきます。

今回は簡略化し、ペップ3粒を薄絹で包み、おしべ用の布を合わせました。

花のまとめ
花芯を小花弁3枚で囲みその外側に大花弁3枚を小花弁と重ならないように囲み基部を接着します。
ワイヤーを添え茎布を巻いたチューブに通し、葉を取り付けたら出来上がりです。
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