シロツメクサは3枚から4枚の小さい葉っぱの間から、小さい球状の白色の花を咲かせる植物です。春から初夏にかけて公園や河川敷でよく目にしますね。
シロツメクサが花の名前で、クローバーが葉っぱの名前と思っている方も多いと思いますが、クローバーはシロツメクサを含むマメ科シャジクソウ属の総称の英名で、日本においてシロツメクサをさしてクローバーと呼ばれています。
シロツメクサの名前の由来は、江戸時代に輸入品の梱包材として使われていたのがシロツメクサで、「詰めていた草」からシロツメクサと名付けられました。

シロツメクサの花言葉
シロツメクサの全般の花言葉は「私を思って」、「幸運」、「約束」です。
四つ葉のクローバーの花言葉は「幸運」、「私のものになって」です。
シロツメクサの作り方
クローバーといえば、幸運の象徴の四つ葉のクローバーをつい探したくなりますよね。
今回は白い花と一緒に幸運の象徴である四つ葉のクローバーを作りました。
花は既成の抜き弁を使用し、四つ葉のクローバーは型紙を作りカットしました。
花の染め方は花の中心を薄く若草色で染め、花弁の所々に薄くピンクを入れました。
四つ葉のクローバーは、グリーンで染め、薄くマロン色を重ね、乾いたらホワイトで模様を描き入れます。

コテあての仕方
花弁はヘリ返しゴテでくぼみをつけ、花びらがハーフパイプの形になるようにコテをあてます。コツは花びらのヘリの部分を軽く押し付けながのらコテ先で巻き込んでいくイメージです。
葉は、裏張りをした後葉脈をいれ、裏側から軽くコテをあてふくらみをつけます。
一輪で花弁を5枚使用しました。

花弁の中心に目打ちで穴をあけておきます。
花の作り方
ワイヤーを二つに折り、一枚目の花弁の穴に片方(1本)のワイヤーを通して挟み込み、基部をすぼめて接着します。
2枚目以降は両方(2本)のワイヤーに通し、ピンセットで形を整えながら、花の形が球状なるように花弁を付けていきます。
花の下に茎布を巻きボンドを付けながら巻き下ろしていきます。
巻き下ろしたら、茎布はワイヤーより数ミリ長くカットし、折り込みます。
葉は4枚を合わせて花と同じように茎布で巻き下ろしていきます。
花には茎布を付けた後ガクを付けました。

3輪でコサージュに。

Creemaにて 布花 幸せを運ぶ四つ葉のクローバー シロツメクサの花束 出品中です。
Creemaにて 布花 幸せを運ぶ四つ葉のクローバー シロツメクサ リースのコサージュ 出品中です。
一本ずつでも可愛いですが、沢山作っていろいろアレンジしたいシロツメクサです。
コメント
遅くなり申し訳ありません。
さっそくご紹介していただき、ありがとうございます!
ふっくらした絶妙な緑色のクローバーとふんわりしたシロツメクサがとっても素敵です。お花に少し入っているやわらかなピンク色がとても好きです。
花冠にしたらきっとかわいいですね。
りんご様
シロツメクサの色味を気に入っていただき嬉しいです。
少し入れたピンクは私の布花の先生が、「白いお花を作るときに、ほのかに香がするような感じで淡くピンクを入れるといい」と仰っていました。
その教えを活かせてとても嬉しいです。
シロツメクサの王冠、可愛いでしょうね!